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2017年03月29日
「老松 喜多川」 大阪・西天満・日本料理
昼席 個室である。
スタッフの充実もあり、活気ある割烹。
先付けは
帆立、ホタルイカ、ブロッコリー、キャベツに黄身酢。
春の装いである。黄身酢のインパクトで胃袋が活性化する。
八寸。
若ごぼう、花わさびと長芋、マナガツオの焼物、穴子すし、白魚の天ぷらにカラスミ。
長芋は鳥取県のねばりっこというもので、そのねばりの強さに驚く。
椀物。
もさえびと帆立のしんじょう。
もさえびの甘味が舌を覆い尽くす。
造り。
まぐろと太刀魚の炙り。
太刀魚の脂の乗りがうまみに変わってゆく。
焼物。
鳥取牛の焼物。
脂が少なく、その質も極めてよく、香りがうれしい。
ふきのとうの天ぷらが放つほろ苦さも牛肉と素敵な出会い。
炊合せ。
この季節の象徴、若竹。
わかめとたけのこ。ここで生姜をきかせたのが見事であった。
炊きたてのえんどう豆ご飯。
やさしい甘味がたまらなく食欲を刺激するのであった。
パンナコッタに抹茶のアイスとイチゴ。
また訪れたくなる一軒。
「老松 喜多川」
大阪市北区西天満4-1-11
06-6361-6411
投稿者 geode : 01:25