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2017年04月19日
「草如庵」 長野・東御市・日本料理
昨秋以来二度目である。
昨秋はキノコをたっぷり味わった。
今回は山菜三昧である。
静謐とした空間で味わう料理もいいものだ。
奥様が運んできたのは寿司。
こごみ、うるい、行者にんにく。
香りと食感が春を告げる。
造りは蕪の器に入る。
信州サーモンの上に蕪のうらごし、つくしが乗る。
蕪のうらごしの役割は大きい。
サーモンの味わいを際立たせた。
椀物は大きなハマグリに青海苔である。
ハマグリの味わいの濃厚なことに青海苔の香りがいいアクセント。
素敵な塩梅である。
山菜三昧。
タラの芽を揚げて和える。
わらびの辛子味噌。
もみじかさだけ(しどけ)と岩茸。
なかんぞうとホタテ。
花わさびにつぶ貝。
焼物は
イノシシの味噌焼きとタケノコに柚子酢。
イノシシの脂が蜜のように甘い。
炊合せは
のびる、人参、椎茸、長芋とキャベツのひろうす。
このひろうすが記憶に残る。
御飯は
なずな、ふき、セリ、生姜である。
ふきの香りと生姜の味わいが印象的である。
牛乳のアイスクリームに小豆、イチゴ。
ふきのとうマカロン。
このデザートも春爛漫である。
この季節をしっかり楽しんだ食事であった。
秋にはまた訪れたい。
「草如庵」
長野県東御市布下165
0268-67-3910
投稿者 geode : 01:48