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2017年04月25日
「にしぶち飯店」 京都・下河原・中華料理
半年振りの訪問。
「祇園ささ木」出身の店である。
いまや相当予約が取りにくい一軒となっている。
カウンターでまるで割烹のような様子。
もともと中華料理を学び、ついで和食の経験を積んでの独立。
いい塩梅で中華と和が融合している。
天草の岩牡蠣とウニ。
下にはじゃがいものピュレがあり、ネギ油の風味もきいている。まさに中と和の見事な出会いだ。
中華の醍醐味 焼物を切る西渕さん。
右はもち豚の叉焼にブルーチーズ。
左は広東風の鶏。
鶏にアメを塗りオーブンで焼き、その熱々の油をかけながら仕上げてゆく。
叉焼の甘味とチーズの酸味とコクが美しく一体化する。
金目鯛の炙りに九条ネギ。
ここではピーナッツオイルを使用。
いい塩梅である。
フカヒレのステーキには干貝柱のスープ。
これは旨いに決まっている。
フカヒレのステーキ。カリッと焼いた香ばしさが生きている。
ぐじのウロコ焼きには春キャベツとXO醤。
素晴らしいアイディアである。
香ばしさと甘味の饗宴。
熊本のあか牛。
スパイシーなパン粉がインパクトあり。
あか牛の火入れも見事。
のどぐろ、あん肝、お粥、花山椒という組合せ。
お粥の存在がかなり重要だと思った。香りと食感が面白い。
桜エビと干貝柱の炒飯。
旨味の塊だ。
京都で進化を遂げ続ける中華料理店である。
「にしぶち飯店」
京都市東山区上弁天町444-2
075-561-1650
投稿者 geode : 01:36