« 「強羅花扇 円かの杜」 神奈川・箱根強羅・宿 | メイン | 「焼鳥Kawaguchi」 大阪・北新地・焼鳥 »
2017年06月15日
「肉家 桜真」 京都・室町御池・焼肉
いつもは一階のカウンターだが、この日は二階の座敷。
15名の宴会である。7名、4名、4名のテーブルとなった。
僕は7名のテーブル。コンロが2台。料理人が5名、研究者が1名という陣容。
自然な流れとして二人の料理人が焼きを担当する。
日本料理とイタリア料理の料理人となった。
僕は日本料理である。
ここの料理長の焼きのテクニックは素晴らしい。
今回は、自分たちで焼くということも楽しみであった。
まずはゴールドラッシュというとうもろこしの冷製スープ。
さわやかさと甘味の饗宴である。
いちぼのローストビーフ。
適度な脂肪分が果たす役割は大きい。
野菜たっぷりのサラダ。
タン。
タンとツラミ。
タンの甘味が鮮烈。
焼き野菜。
しめじのジューシィーさに驚く。
赤身とサーロイン。
サーロインの脂がきれい。
とうもろこし。
アスパラガスの立派なこと。
タレ焼きは
ハラミ、ミスジ、カブリ。
このタレがあっさり上品。
牛肉の部位違いの味がよく分かる。
ホルモンは上ミノとてっちゃん。
てっちゃんのジュルジュルという感じがたまらなく好きだ。
カレーライスが秀逸。
バニラアイスでしめる。
二人の料理人の焼きには大きな差があった。
日本料理は、火が熾っている真ん中に肉を集め、イタリア料理は周辺の直火ではないところに肉を置いた。
違いは、食べ比べをしていないので分からないが、そこにはそれぞれの意思がキチンと反映されていたのであろう。
そんなことを考えながら、料理の話題がどんどん白熱してゆく時間は楽しかった。
「肉家 桜真」
京都市中京区室町通押し小路下る御池之町309
075-251-2915
投稿者 geode : 01:31