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2017年07月13日
「シャンボール」 大阪・リーガロイヤルホテル・フランス料理
ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会というものがある。
「ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会は、素晴らしい料理とワインの真価を認める、世界中の料理人や美食家達からなる、伝統と格式を持った国際美食団体であり、騎士団です。その本部はフランス・パリにあります」とサイトにはこう書かれている。
その関西支部に属し、食事をする。この日は、カジュアルな宴で休日のランチであった。
場所は、大阪中之島「リーガロイヤルホテル」の「シャンボール」というレストラン。メニューは懐かしのムッシュ・松本のカレーであった。
このカレーは「ガーデン」とかつてのフランス料理のレストランでランチ時に供されていた。よく食べた記憶がある。
スタートは
ウナギ・フォアグラ・茄子のテリーヌ 山椒風味。
サイズは小さいが、それぞれの味わいがきちんと分かる。
インパクトありの一品。
セップを纏った半熟卵と薄切り鶏胸肉 キノコのブイヨンとともに
このビジュルが刺激があった。真ん中の半熟卵はまるでキノコのように見えた。
キノコ類のエキスがじつによくきいていた。
赤座海老のルーロー・ブランタン・とまとソース。
赤座海老の春巻きである。それとトマトソースの妙は、時代を超えた味わいとなっていた。お見事である。
カレーロワイヤルはオマール海老と仔羊の盛合せだ。
このカレーソースの豊潤かつスパイシー、そしてブイヨンが持つ分厚さをしっかり感じさせてくれるのであった。フランス料理のシェフが作るとこうなるのかというスタイル。
嬉しさが味わいを高めてくれる。
白桃と西瓜のスープ仕立て ソルティヴァニラ&キャラメルアイスクリーム。
このさわやかさは素敵だ。
フランス料理が元気であった時代の献立。
しみじみとした味わいを感じる。
どこまでこのメニューを再現してくれるかどどうか。
ときには、このようなイベントもいいものだとつくづく思った。
「シャンボール」
大阪市北区中之島5-3-68 リーガロイヤルホテル
06-6441-0953
投稿者 geode : 01:13