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2017年07月28日
「紅紅火火」大阪・茨木・中華料理
元フランス料理の巨匠から号令がかかり食いしん坊が集まった。
料理長気合の入ったメニューの登場となった。
フカヒレの刺身。
タマネギと黒酢のエスプーマで食べる。
最初からインパクトのある献立。
9種類の前菜は圧巻だ。
厨房をみると調理は料理長一人。
これは仕込みに相当時間と手間がかかっているなと感じる。
炙り鱧とフカヒレの蒸しスープ。
自然とこぼれる笑みが味わいを物語る。
焼売は3種。
蒸し、焼き、揚げである。
揚げの椎茸がききフカヒレとの合わせ技に唸る。
なんとも豪快な酢豚。
金粉までというバージョンだ。
そこに松茸と大根の天ぷら。
酢豚の粘り強い歯ごたえ、それをくるむソースの粘着質な味わいも
天ぷらとのマッチングを考えてのことなのだろう。
車海老のエビチリソースだ。
贅沢な一品。
こちらの麻婆豆腐もタフな感じだ。
木綿豆腐はもちろんのこと、黒毛和牛の肉がしっかり入る。
それを四川の麻辣が包み込む。
香りが刺激的だ。
口の中でそれぞれの食材が個性を競うも、最後には香りと旨みが残る。
アメーラというトマトで一旦フラットに!
締めは巨大なフカヒレの煮込み。
繊維の太さに一同あっけにとられる。
ここまで推し進める原動力に脱帽状態。
杏仁豆腐も粘りある食感だ。
カウンターで繰り広げられた世界は強力であった。
「紅紅火火」
茨木市永代町8-30 大槻ビル 1F
072-623-6828
投稿者 geode : 01:17