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2017年08月03日

「串揚げtoshico」 京都・下鴨北大路・串揚げ

京都下鴨本通りと北大路通りの交差点北側にひっそり佇む黒い建物が
「串揚げtoshico」である。
定期的に食べたくなる一軒。

店主の性格がじつによく反映されていると感じる。
カウンター後ろにはターンテーブルとレコードが揃っているが、それはまだ使われていない。
CDも揃い、ポップな音が流れている。そのリズミカルな音がいい感じだ。

サラダが置かれる。
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この時期の瑞々しい茄子はインパクトあり。

まずは海老が届く。
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レモンと塩だ。甘味がぐっとくる。

牛フィレは素材の質が問われる。
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すっきりしたうま味。

酸味のある前菜。
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ズッキーニにはトマトとバジルをはさむ。
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一気にイタリアンテイストになる。

蛸は醤油ベースのソースがぴったり。
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噛み心地よし。

鶏のミンチにはとんぶり。
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これも定番化している。バランスの妙が素敵だ。

ドラゴンフルーツを平目の昆布締めで巻く。
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このマリアージュが実を結ぶ。

みょうがを豚肉で巻く。
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みょうががこんなにいい仕事をするのは想定外。

冬瓜はコロモにシラスを加え、新たな食感と味わいを深める。
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松茸登場。
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香りはまだ弱いが噛むとエキスが出てくる。

サーモンにイクラ。
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これは親子関係だ。定番化しており安定した味わい。

この季節はハモ。
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揚げることでふんわりとした歯ざわりとなる。

レンコンにはカレー風味のミンチが入る。
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ここにはウスターソースが決めてとなるように感じた。

締めには串茶漬け。
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ご飯である。出汁の中につけると出汁の味わいにも変化があり、なんかホッとした気分となる。

デザートはムースにマンゴーのピュレ。
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コースとしてのバランスの良さ、仕事の丁寧さに美しさなど、食べる環境の良さもここの利点である。

「串揚げtoshico」
京都市左京区下鴨本町11-1
075-724-1045

投稿者 geode : 01:24