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2017年08月17日
「味彩のと与」 京都・錦市場・鰻
現在発売中の「あまから手帖」は「上方の鰻、天ぷら、蕎麦」の特集で評判がいい。
鰻は、10軒中9軒が地焼である。
その中の一軒、京都・錦市場の「味彩のと与」。
明治時代から続く川魚専門店が営む飲食店である。
「のとよ西店」の2階。
階段を上がると焼き場が見える。串打ちされた鰻にタレがかかる。
場所をこまめに変え、焼いている姿につい胃袋が激しく反応する。
肝焼きを食べる。
肝の苦味とタレのコクが生み出す一体感。
さあ鰻丼。
まずは鰻を口に運ぶ。
皮目のパリッとした感覚。これぞ地焼の醍醐味。
身のほうはふんわりとしている。
これは二度焼きがなせる技なのである。
まずは白焼き状態にする。それを注文が通ると仕上げるというわけだ。
焼き立ての地焼の感触と味わいには、思わずほころんでしまう。
身体に元気がみなぎってゆくようだ。
「味彩のと与」
京都市中京区錦小路通柳馬場東入東魚屋町173 2F
075-231-0813
投稿者 geode : 01:40