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2017年09月14日
「京、静華」 京都・岡崎・中国料理
8月をお休みにして、まだ訪れたことのない中国に旅をされた「京、静華」のご主人・宮本静夫さん。
その経験から生まれた新たなコース。
6名の会食であった。
スタートは
チャーシューと山芋のパン。
茄子とトマトのピュレが優しさをそえる。
次は
鯛の刺身。
これまでグラスに立体的に盛り込まれていたのが皿になった。
構成要素はあまり変わらないはずだが、印象は大きく異る。
味わいの奥行きや拡がりも少しかわる。
鮎は、なんと湯で火入れをしたという。
そのしっとりした味わいに山椒と胡瓜のソース。
乳化した泡という組み合わせは見事だ。
上湯に松茸と冬瓜。
この完成度の高さ、味の懐の深さに感動である。
車海老・帆立・白桃。
これで一皿を構成する力。
海老の頭。
この香ばしさにやられる。
押し豆腐とチンゲンサイ、マコモダケ、生ザーサイの料理。
野菜の持つ力を知る。
四川風の牛肉料理。
辛さを感じ、野菜の付け合せの意味が分かる。
カニを使ったおこわ。
今回は浜名湖のどうまんがに。味噌のコクもすごい。
自家製麺の担々麺。
辛さとコクのバランスがいい。
おかわり必至の杏仁豆腐。
あめいも。
懐かしいが洗練された味わい。
フルーツティー。
すっきりとした余韻が残る。
やはりさすがの安定感である。
「京、静華」
京都市左京区 岡崎円勝寺町 36-3 2F
075-752-8521
投稿者 geode : 01:49