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2017年11月08日
「京、静華」 京都・岡崎・中華料理
「京、静華」の宮本静夫さんは御年66歳。
まだまだ創作意欲の塊のような料理人である。
この日も刺激的な菜単が登場した。
上湯と湯葉。
上品この上ない味付けに心が穏やかになる。
皮付きバラ肉。
皮のカリッとした歯ごたえがうま味を呼ぶ。
1980年代に香港で流行った料理を現代・それも京都で再構築した献立。
ビワマスにフルーツ、野菜、クラゲがまじる。
スダチはレモンのかわりに酸味と香りつけ。
上海蟹とフカヒレのスープ。生姜風味の泡。
うっとりとする味わいだ。
クエの香り炒め。
銀杏がいい仕事をする。
イカ団子は中にザーサイがいこまれる。
下には生のザーサイ。食感とザーサイの融合だ。
牛ヒレ肉の四川風、唐辛子炒め。
辛味を調整するバランスが素敵だ。
上海風焼き饅頭。
黒酢の威力を感じる。
揚州炒飯。
ズワイガニ、干し貝柱、まきえび、イカ、帆立。
淡くも輪郭のしっかりした味。
杏仁豆腐。
定番の安定感。
丹波の栗に金木犀のスープ。
季節感満載で大満足。
「京、静華」
京都市左京区岡崎円勝寺町36-3 2F
075-752-8521
投稿者 geode : 01:54