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2017年12月22日
「唐菜房 大元」 大阪・西天満・中国料理
久しぶりの「唐菜房 大元」。
2階の個室で10名の宴会である。
国安さんの個性ある料理を楽しんだ。
スタートはブリ。
もろみ味噌で和えられており、最初から迫力あるメニューとなった。
それも三切れ、かなりのボリュームである。なんとも攻めの気持ちを感じる。
次に登場したのが、アワビ焼売。
焼売の上にアワビがちょこんと乗る。これは初体験である。
アワビに歯を入れると液体がほんのりこぼれる。
海鮮湯葉。
海鮮を湯葉で包み揚げたもの。
サクッとした歯ざわりに海鮮の旨みが乗っかる。
熱々のフカヒレのスープ。
中には鶏、豚肉、貝柱が入り、それぞれの味わいがしみる。
贅沢な感じがあり、身体も温まる。
ホタテのマレーシア風。
スパイシーな香りが漂う。うまみの塊でコーティングされたような味わい。
それに負けないホタテの力。
ハタの蒸し物。
これは中国料理の得意分野である。
中華特有の香辛料や醤の使い方が見事。
ハタの質の良さもハッキリわかる。
酢豚とリンゴ。
これにはやられた。酢豚のイメージが変わる。
弾力ある歯ごたえから豚の脂分が滲み出る。
それをうっすら囲むタレの酸味と甘味が仕事をする。
アワビの炒飯は、まるでリゾットのようだ。
トリュフの香りも漂い、締めの一品としての風格あり。
最後はマンゴアイス。
ダイナミックなコースであり、テーブルを囲んだメンバーも大満足の様子であった。
「唐菜房 大元」
大阪市北区西天満4丁目5-4
06-6361-8882
投稿者 geode : 01:03