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2018年01月16日
「ラチェルバ」 大阪・北新地・イタリア料理
藤田シェフの料理は突如として食べたくなる。
久しぶりだ。
大阪のイタリアンでも独自の道を歩み続ける。
それが魅力でもあり、ふとした瞬間に思い出す。
脳裏のどこかに刻み込まれる料理なのだろう。
メニューを渡される。
そこには素材の名前だけが記される。
鯖ともろみ。
カカオのチュイルに鯖のリエット。
イタリアのカンノーリというスイーツのスタイルだが、鯖を強烈に感じる。
牛 牛蒡。
牛肉の生ハムに牛蒡のフリット、その上に黒トリュフ。
土の香りが迫力をます。
菊芋 甘鯛 黒トリュフ。
スープ仕立てに温度卵が入り、甘鯛の鱗も生きる。
パンは粘りも香りもあり。
黒毛和牛 菊菜 茸。
イチボのカルパッチョ状態に茸や菊菜の味わいが寄りそう。
モルツェッドゥ。
イタリア風モツ煮込み。食感と適度な辛味がいい効果。
ビーゴリ 鰆 カーボロネロ。
手打ち麺のビーゴリの無骨な感じがうれしい。カーボロネロは黒キャベツのこと。
この甘味もアクセントとなる。
鳥取県産猪 紫甘藍。
紫甘藍は紫キャベツのこと。猪が持つ弾力ある歯ごたえと脂分に反応する。
ホースラディッシュのパウダーも刺激を与える。
リゾット 鱶鰭。
これはフカヒレのリゾットのこと。
なんときちんとイタリアンになっている。
黄柚子。
柚子を使ったデザート。
エスプレッソ。
小菓子。
カンノーリはリコッタチーズにピスタチオ。
印象に残る料理のラインナップとなった。
「ラチェルバ」
大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル 2F
06-6136-8089
投稿者 geode : 01:04