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2018年01月30日
「NAKATSUKA」 京都・姉小路堺町・フランス料理
2度目の「NAKATSUKA」。
カウンターで食事をしていると、ドアが開き三人組が入店。
神戸の知り合いのシェフであった。
「スタッフを連れてきました」と。なんだか嬉しくなった。
前回はコースを頼んだが、今回はアラカルトを選んだ。
カウンターではシェフとパティシエの二人。
マダムともう一人の女性がサービスを担当する。
アミューズ。
カリフラワーのムースに落花生、カニ身などが乗る。
爽やかな味わいで、これからのディナーへの誘いとなる。
前菜は
岡山 是里ゴボウのスープ
北海道 帆立 そばの実
まず器が本当に熱々である。その思いは強い。
身体が温まる。
ゴボウの大地の恵みと香りの蠱惑的なこと。
帆立も甘く、そばの実の食感も素敵だ。
アオハタ ツブ貝 ニンニクの香り
ツブ貝のうまみが抽出されていた。
カウンター越しで調理の姿を見ていると極めてシンプル。
皿の中の味わいは縦横無尽。
これは食材の食い合わせと温度の賜物か、と考える一皿。
仙台黒毛和牛サガリ。
赤ワインのソース、百合根に金時人参のピュレ。
サガリは脂分が少なく、噛んでいると味わいが緻密で豊かであることがわかる。
時折ピュレをつけたり、ソースを含むことでそれがより強調される。
デザートは
昔ながらのプリン
苺のクラフティにした。
苺のクラフティは、オーダーから作り始め約15分ほどかかる。
熱々の器で供され、各種の甘味が踊る。
エスプレッソとミニャルディーズ。
久しぶりのアラカルトの楽しみを満喫した。
カウンター越しのライブ感もやはり興味深い。
「NAKATSUKA」
京都市中京区木之下町299 Cote Glace姉小路通1F
075-223-0015
投稿者 geode : 01:43