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2018年02月20日
「Restaurant ARZAK」 スペイン・サンセバスチャン・スペイン料理
サンセバスチャンは美食都市である。
ここには3軒のミシュラン三つ星レストランがある。
その一軒「Arzak(アルザック)」でランチだが、食事をした。
突き出しから
赤い餃子はエビ。
これで気分が高まる。
バナナとイカ。
これも新鮮な驚き。
魚介類だが、名前は分からず。
貝とオリーブ。
サバのマリネ。
マリネ自体は美味であり、付け合わせのネギはインパクト強烈。
エビの料理だが、これも酸味を効かせた調理であった。
レモングラスやミントの香りが効果的、かつオキエビのうまみもあり。
半熟卵とトウモロコシ、トマトの料理。
半熟卵を潰しながら野菜とのハーモニーを楽しむ。
これは衝撃的であった。
サトウキビの器には舌平目。
サトウキビをかじり、その甘味が残っているところで舌平目を食べる。
このマリアージュがなんとも印象的であった。
鹿の料理は、火の入り具合がわずかに超えていたように感じた。
鴨の料理は、なんと透明な皿の下に炎の映像が流れ、焼かれているような錯覚に陥る。
まだ熱いのではないかと思う。このようなプレゼンテーションも楽しい。
フルーツとハーブの香り、アサイのソルベがいい感じだ。
チョコレートのデザートは、なんとチョコレートソースをかけるとあっという間に溶けてゆく。
デザートは少しトロピカルな様子がうかがえる。
エスプレッソもよし。
シェフは、四代目のお嬢さんエレナ・アルザックさん。
皿にはエディブルフラワーが添えられるなど女性的な雰囲気も漂うが、
バスク伝統を彼女らしく解釈した成果がきちんと現れている。
時間の流れが軽快である。
「Restaurant ARZAK」
Avenida Alcalde Elosegui 273 20015, San Sebastián, Spain
+34 943 27 84 65
投稿者 geode : 01:54