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2018年02月21日
「CASA JULIAN」 スペイン・トローサ・スペイン料理
サンセバスチャンから車で約20分、トローサという街にあるレストラン「CASA JULIAN」。
ここは熟成リブロース肉を炭火で焼くことで名高い。
店内に設えられた炭火の炉。
そこに熟成された牛肉がどんと乗る。
たっぷりの塩が打たれる。
この姿を見ただけで、胃袋が素直に反応する。
前菜にはレタスだ。
これには塩とオリーブオイルだけなのだが、なんとも口中で醸し出す香りがまたまた食欲を助長するのである。
野菜に感激。
このような状態で炎によって焼かれ、また余分な脂を落としてゆく。
熟成肉は、裏返し、場所を移動し、焼きを決めてゆく。
そして牛肉と同時に提供されたマリネされたピメント(ピーマン)のグリルがすこぶる付きのうまさである。
酸味と甘味とコクが一緒になってやってくる。
この野菜にも感動を覚える。
僕に渡されたのは骨つきである。
表面はカリッとし、塩もよくきいている。
歯が、ザクッと入った次には牛肉の香りが駆け抜ける。
噛むことにより、その度合いが強まってゆく。
これは、ここでしか出会うことがない味だと実感する。
調子に乗ってお代わりだ。
この地方のお菓子と説明を受けた。
なんとも素朴で甘味たっぷり。
また訪れたい一軒。
「CASA JULIAN」
Calle de Santa Klara, 6, 20400 Tolosa, Guipúzcoa
投稿者 geode : 01:05