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2018年03月22日

「モリエール」 北海道・札幌・フランス料理

「モリエール」のオーナーシェフ・中道博さんは、尊敬する料理人である。
単に料理が優れているというのではなく、レストランのオーナーとして人間として守るべきことから、
料理を作る、人を育てるということも含め、素晴らしい行動をする料理人とも言える。

偶然にも九州で知己を得た。
以来、何度か会話を交わし、レストランにも足を運んでいると、
自然に中道さんの世界観にどっぷりはまって行くのであった。
東京都という日本の中心地ではなく札幌という地方都市でフランス料理店を営む時に必要なことは何か、
明確な指針を持っておられるがすごいと思った。

フランス料理にそう関心のない人物と同行しても
「ここはいいですね。また来たいです」とリクエストされるぐらいだ。

昨年同様、雪の多い季節に訪れた。

熱々のごぼうのスープから始まる。
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寒い季節に熱々のスープは食べる側に気持ちを和らげる。


百合根の料理だが、ほくほくという表現がぴったり。
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ホタテのムースを詰め込んだふきのとうの天ぷら。
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季節感たっぷりの一品。

温野菜のサラダ。
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これはメートル・ドテルの指示通りに混ぜて食べるのだが、このインパクトは素晴らしい。

毛ガニのリゾット。
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うまいのなんの!圧倒的にペースに飲み込まれる。

レモンティーのソルベ。
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口内がすっきりだ。
そこにリキュールを垂らすと味が劇的な変化。

ジビエのパイ包み焼き。
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この焼き色の素敵なこと。
鹿の様々な部位が入る。強い味わいだが、重くない。
むしろ胃袋にスルスルと入って行く。

内臓系のソースにホースラディッシュを上から削る。
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香りが立ち上る。

いちごのソルベにうっとり。
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そこに熱いいちごがかかる。
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宮崎の金柑たまたま。
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エスプレッソ。
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長いシュトーレン。
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こんな遊び心も楽しい。

レストランを楽しむ人たちが集まっている。

「モリエール」
札幌市中央区宮ケ丘2-1-1 ラファイエット宮ヶ丘1F
011-631-3155

投稿者 geode : 01:20