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2018年04月18日
「円かの杜」 神奈川・箱根・宿
先日泊まった友人から
「あそこはいわゆる旅館の料理とは明らかに違う」と連絡が入った。
箱根強羅の「円の杜」という宿のことだ。
年に数回泊まりにゆく。夏は合宿と称して男性5人が好きなCDを持ち寄る。
この日は、料理人と一緒であった。
先附
カリフラワームース 鯛白子 柳松茸
ムースの舌触りにうっとり。
前菜
鰊菜種漬、巻海老芝煮、野ブキ土佐和、目光唐揚、卸・浸し鴨とカタクリ、
ホワイトアスパラ オランディーズソース、うすい豆豆腐、うすい豆。
目光の唐揚げのコクが舌の記憶に残る。
御椀
鮎魚女吉野葛、葉ネギ、椎茸、柚子、霞大根。
鮎魚女のふんわりした食感。
造里
初鰹江戸前仕立て、槍烏賊、真子鰈、妻物色々。
鰹の風味が鮮烈。
合肴
海明け毛蟹、錦トマト、柑橘添え。
柑橘の爽やかな酸味がきく。
烙皿
小柴産太刀魚 バターソテー 生ホタルイカ 空豆。
太刀魚のサイズも大きく、バターのコクも合わせて印象に残る。
季節皿
沖縄もずく 本ミル貝、行者にんにく。
これにて口内がニュートラルになる。
台替
飛騨牛黒酢生姜焼 里芋 クレソン 茗荷 極舞茸。
しっかりした飛騨牛をペロリと食べる。
食事
小柱と芝海老の炊き込み 香の物 留椀。
水菓子2種
マンゴー さくらんぼ リンゴコンポート
抹茶パンナコッタ
起伏に富んだ魅力ある組み立ては見事であった。
「円かの杜」
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-862
0460-82-4100
投稿者 geode : 01:52