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2018年04月27日
「Droit ドロワ」 京都・寺町荒神口・フランス料理
半年ぶりである。
昨秋は赤ワインソースの会であり、じつは今回も同様の赤ワインソースの会であった。
男性3名、女性3名の宴である。
定番のコロッケが出るが、中身はサフラン味。
熱々のコロッケを口に含むとサフランの香りが弾ける。
パンの提供スタイルもうれしい。
皿に乗っているのは仔羊の首肉をパタブリックで包んだもの。
何とこれをコンソメに浸けて食べる。
クリアなコンソメと仔羊のマリアージュを楽しむ。
アスパラガスの料理には驚いた。
ランド産のアスパラガスにラングドックの黒オリーブを使ったソース。
タッジャスカという品種でやや甘味もあり。これがいい相性。
ヤイトハタは真空の状態で10日寝かす。
そこに合わすソースはノイリーである。
ヴェルガモットが効いたソースで白身の魚との出会いは見事だ。
サラダ。
三田牛の内モモ。熟成ギリギリの軽み。
これが香りも味わいも充実の一皿。
ソースは、これまでのソースの継承バージョン。
まるでうなぎの継ぎ足しのソースのようだ。
新玉ねぎの甘味も秀逸。
最後に黒トリュフを!
チーズは左下から時計周りに
マジアグリ、カマンベール、モンドール、ロックフォール、リヴァロ、コンテ。
48ヶ月のコンテにはやられた。
定番のプリンにも名残の黒トリュフ。
ハーブティー。
半年ぶりであったが、安定感が素敵である。
「Droit ドロワ」
京都市上京区東桜町49-1
075-256-0177
投稿者 geode : 01:02