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2018年05月08日
「カネマス七輪焼き」 京都・宮津・日本料理
京都・宮津駅の近く国道沿いに小さな小屋のような「カネマス七輪焼き」という店がある。
かれこれ10年近く前のことだろうか、知人に連れてきてもらったのが最初であった。
七輪で自らちくわを焼くというのが非常に興味深く、その記憶がずっと残っていた。
当時は週末のみの営業。
いまは毎日営業というスタイルになっている。
昼は11時半から店が開く。
開店と同時に入店である。
陳列棚にはその日の食材が並ぶ。
ここでじっくり見聞し、選んでゆく。これが滅法楽しい。
スタートは伸子イカである。小さいがワタの味など極めてしっかり。
清酒が欲しくなる味わいである。
アジを焼く。
素材の鮮度は、火入れで身が膨らんでゆく。
その姿からも鮮度の良さを実感する。
同行の仲間は「白いご飯が要るね」と注文である。
白いご飯と焼きたての魚。日本人ならではの味わいだ。
香の物もしっかりたっぷり。これは嬉しい。
造りはサヨリ、シマアジ、タイである。
鮮度と質を堪能する。
アヒージョ用のエビ。
これもサッと炙ったバゲットに乗せて食べる。
海老の香ばしさを満喫だ。
ぐじを焼く。
日本海ならではの産物。
これも身の厚みが異なる。
自分の手で竹輪を焼く。
思って要る以上に綺麗に焼き目を入れるのが難しい。
だが、楽しみが溢れる瞬間でもある。
生姜醤油で食べる。
締めのデザートはアイスクリーム。
カチカチに凍ったアイスクリームを炭で温め、周りを溶かしながら食べる。
この一手間が味わいにつながってゆく。
食べる楽しみにあふれた一軒である。
「カネマス七輪焼き」
京都府宮津市漁師1714
0772-25-0058
投稿者 geode : 01:47