2018年05月09日
「糸仙」 京都・上七軒・中国料理
京風中華というジャンルが確実に成立する。
これについては「京都の中華」姜尚美著(幻冬舎文庫)に詳しい。
この著作は名著だ。何度も読み返した記憶がある。
その本の中でこの「糸仙」は酢豚で取り上げられている。
シンプルな酢豚。豚肉とパイナップル、そこに甘酢あんがかかる。
今ではなかなか見ることができない酢豚である。
まるで蜜がかかったような感じさえある。
これが食べたいがために「糸仙」に足を運ぶこともあるぐらいだ。
この日は30名近い宴会であったのでおまかせにした。
クラゲの料理から始まる。
これの甘酸っぱい味わいがテンションを上げる。
投稿者 geode : 01:27