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2018年06月04日
「洋食おがた」 京都・柳馬場御池・洋食
週末の夜、ふらりと尋ねる。
一人の夕食は久しぶりである。
カウンター。シェフの前で言葉を交わしながら食事を進める。
じつは、この日は豚を食べたい気分であった。
ポークカツレツをオーダーする。
山形県米沢ポークの塊。
グッと食欲が増す。
突出しは綾部・河北農園の賀茂茄子・素揚げ。
生姜を溶いただしで食べる。
茄子の瑞々しさと香りに魅了される。
かますの炙り、すだちとからし。
このかますの力がすごい。
脂のノリとすだちの酸味で重層的な味わいとなる。
同じかますのフライ。
かますを巻くことで味の深みが出る。
メインのポークカツレツ。
豚肉の本領は脂身の甘味と身質のきめこまかさ。
シルキータッチという言葉のような歯ごたえ。
そして充溢する甘味。
ソースとのマッチングもいいな。
食材を求めることに余念がない緒方さん。
肉類、魚などまだまだその欲求は強い。
料理を作ることが楽しくて仕方がないという気持ちがストレートに伝わってくる。
「洋食おがた」
京都市中京区柳馬場押小路上ル等持寺町32-1
075-223-2230
投稿者 geode : 01:25