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2018年06月13日
「京、静華」 京都・岡崎・中国料理
ご主人・宮本さんの料理を食べるたびに、自らの仕事がなんであるかを考える。
透明感があり、清涼感も覚えるのであった。
古典をきちんと押さえながらも、時代の風を巧みに取り入れる。
それは日常の料理に対する姿勢に他ならない。
ウニ入り揚げ餃子。
サクッとした食感から甘味に移る。
賀茂茄子の肉味噌あんかけ。
茄子と味噌、油の相性のよさ。
毛ガニ、フカヒレ、ジュンサイ、キヌガサタケ。
上湯のクリアにして味わいの深さに、再び感動を覚える。
車海老、イカ、季節の野菜。
それを米粉のシートに乗せ、甜麺醤をつけ食べる。
野菜のはじけ具合が見事。
黒酢の酢豚。
豚肉のほぐれ方が絶妙。下ごしらえの賜物である。
アスパラガスのアイスクリーム。
確かにアスパラガスを感じる。
鱧の蒸し物にはジャスミンライス。
この米が果たす役割は大きい。
担々麺。
なんと優しい刺激。
杏仁豆腐は比類なき逸品。
エンドウ豆、白キクラゲ、白玉。
さっぱりと締める。
また訪れたい気分になる。
「京、静華」
京都市左京区 岡崎円勝寺町36-3 2F
075-752-8521
投稿者 geode : 01:39