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2018年07月09日
「p’s coffee ing.」 大阪・鷺洲・コーヒー店
自家焙煎珈琲とカツサンド。
なんとも魅力的なフレーズか。
この二つの相乗効果は、確か高校生時代に兄貴から教えてもらったような記憶がある。
今年の4月、大阪・福島・鷺洲の住宅街にオープンした「p’s coffee ing.」は
「自家焙煎珈琲とカツサンド」を標榜する珈琲店だ。
ずっと気にはなっていたが、ようやく足を踏み入れることができた。
オーナーの山城典さんは、以前福島の聖天通りで「pancotei」という人気串カツ店を営んでいた人物。
「51歳でコーヒー店をやろうとずっと思っていました。
ちょうどタイミングもよくこの4月にオープンすることができました」と。
話を聞いているとコーヒー好きというのはしっかり伝わってくる。
ましてやカツサンド!同じような匂いがするのだ。
旧いビルの一階。レトロという言葉がぴったりくる。
ゆとりある空間。
厨房が見える。
そこで山城さんと奥様がゆったりとした感じで仕事をされる姿はじつに優雅に感じる。
アナログレコードからジャズが流れる雰囲気も違和感なく伝わる。
それもジャズだという音楽が主張する音量でないのも素敵だ。
カツサンドは三田豚の豚ヘレサンド。
揚げるところを見ていなかったのだが、串カツ時代の技術を応用し、
串にうち仕上げるときにその串を回転させ油切りをよくしている。
食感がふんわりとして、豚が持つ味わいがジューシーに残っている技は流石だと思った。
やや甘めのソースもぴったり。
マンデリンは深煎り。
13グラムで150ccという。抽出温度は88度ぐらい。
深煎りとはいえ、すっきりとした飲み口でカツサンドとの出会いは見事である。
どちらもうまく感じるのが嬉しい。
次回はもう少し、色々と話を聞いて見たいと思った。
「p’s coffee ing.」
大阪市福島区鷺洲3-5-10 誠産業ビル1F
06-6455-3423
投稿者 geode : 01:45