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2018年08月01日
「おさむちゃん」 大阪・堺・焼肉
大阪では「ちゃん」のつく焼肉店が話題になりつつある。
「まさちゃん」「おさむちゃん」「つねちゃん」など。
いくつか共通項がある。狭小の店舗、個性的な主人などなど。
ここ堺の「おさむちゃん」は中でも予約の取りづらい店の筆頭だ。
一日三回転というのにはいつも驚かされる。
この日は7名の宴席だ。男性5名、女性2名。
おまけにここは3.3坪である。
まずは自家製キムチから
ピオーネ、ハクサイ、キュウリ、トマト、アボカド、トウモロコシ。
そしておさむちゃんの食材のプレゼンテーション
ヒウチ。
肌理の細かさに驚くと同時に期待が高まる。
ヒウチ石の形に似ているところからのネーミングと。
できたてのまだ生温かいもやし。
美しいセンマイ。
最初はレモンで食べる。さっぱりとした口当たり。
次は酢味噌で食べる。
さあ、タンの登場。
黒毛和牛です、と。
タン刺し。
ゴマの力もありだが、タンが甘い。
ねっとり感がたまらない。タン元の一番柔らかいところだ。
次はタンを塊で、焼く。
包丁目を入れた火入れの迫力。
まずは、梅ダレで食べる。
酸味でタンの甘味を感じる。
次は山葵。これもいい刺激である。
最後は梅ダレに山葵という組み合わせ。
ヒレは室温に戻す。
ヒウチのスライス。
これを焼きしゃぶ仕立てに。
さっと片面を炙り、そこに山葵とニンニクチップを入れ巻くのだ。
牛肉の脂分と山葵などの香りが残る。
先ほどのヒレを焼く。
噛み締めるとうまみが炸裂だ。
この日はマルシンの登場。
焼きしゃぶ状態で白いご飯の友である。
ご飯を包む。満足満足である。
ハラミである。
嬉しい、いつもはこれで白いご飯。
タレ焼きの醍醐味。
このジューシーさはクセになる。
やっぱり白いご飯が欲しくなる。
タンツラ。タン元に下部。
味わいが濃厚だ。噛み心地がすごい。
てっちゃん。
この脂が素晴らしい。脂分をどこまで残して焼くのか。
そこはおさむちゃんにお任せだ。
適度に残った脂を噛み締めながら幸せを感じる。
締めはピリ辛クッパ。
スープの味わいが見事だ。
次回も楽しみである。
「おさむちゃん」
堺市西区鳳北町8-33-4
投稿者 geode : 01:54