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2018年08月07日
「このは」 大阪・本町・日本料理
「このは」が肥後橋から移転して4年になる。時の流れは早いモノだ。
いまは、主人の田中勝美さんと奥様、女性スタッフが2名。
女性が多い職場である。
それが店の雰囲気を作っている。
この日は14名。カウンター、小上がり共に貸切状態。
天ぷらを主体とした食事会となった。
「先付と椀物以外は天ぷらにしました」と田中さん。
頼もしい。
鮑にズイキ、ミョウガ、出汁のジュレ
酸味がなんとも軽やかで食欲を心地よく刺激する。
椀種はアコウの酒蒸し、絹うり、ジュンサイ。
そして天ぷらが始まる。
水ナスには辛子醤油。紙袋に入ってくる。
インパクトあり。「これはすごい」と掴み大成功だ。
海老の頭。
海老は塩で、甘味が一気に出てくる。
オクラの花。これは粘りと香りが秀逸。
新銀杏。ほろ苦さがいい。
鱧は骨切りをして、鱧の子を包み込む形で。
鱧の子のプチプチとした食感。
縦斬りレンコンには醤油を。
粘りあるレンコンで糸をひく。
もずくと毛馬キュウリの酢物。
ここで一休み。
トマトは天出汁で。甘い。
茶豆はオブラートで包みあげる。
少し食感に変化あり。
鮎の姿揚げ。
苦味も柔らか。
甘鯛はウロコ付き。
ウロコの香ばしさも。
ウニの海苔巻き、わさび添え。
わさびの香りが生きる。
賀茂茄子には山椒醤油を。
少し甘めだ。
トウモロコシ。
大阪湾の穴子。
小ぶりの天バラ丼。
本わらびを使ったあん餅。
天ぷらは衣を濃淡二種使いわけ、種々の工夫を凝らす。
楽しい時間が流れていった。
「このは」
大阪市中央区南本町2-6-22 プルミエール南本町 1F
06-6243-0228
投稿者 geode : 01:15