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2018年08月30日
「天麩羅 佶祥」 大阪・中崎町・天麩羅
大阪・北、中崎町の町家でひっそり営みを続ける「天麩羅 佶祥」。
ここは紹介制の店。カウンター7席。
初めての店はやはり緊張感を覚える。
町家なので厨房をあまり大きく取ることは難しい。
その中で無駄なく動く店主の姿に釘付けになる。
まずは冷製トウモロコシの茶碗蒸し。
本来温かいと思っている茶碗蒸しが、この季節冷製で出てくると気分が高まる。
天草の天然海老の脚。
天草の天然海老の味噌。
これは小さくてもインパクトあり。
天草の天然海老。
コロモもしっかり。身の甘味が閉じ込められている。
四角豆。
沖縄ではウリズンと呼ばれる。自然と四角形を歯と舌で探ってしまう。
のどぐろに出汁のジュレ。
脂っぽいと思っていたが、出汁のジュレとの相性でいいバランス。
トウモロコシにタレ。
タレの味わいでトウモロコシの甘味がぐっとはえる。
甘鯛はウロコ付きで揚げる。
この香ばしさを塩が助ける。カリッとした歯ざわりの後には甘鯛のうまみだ。
マナガツオの刺身。
これはガラスの器で覆われ、中には煙。
軽いスモークの香り。甘味もいい。
天使の海老の脚。
天使の海老は大葉とともに。
サクッとした食感に香ばしさもあり。
新銀杏。
ほろ苦さが印象的だ。
メゴチの一種。
揚げることによって味わいが凝縮される。
そうめんカボチャ。
これは口の中に入れると糸状のカボチャがほぐれる。
アワビにウニ。
この贅沢なコンビネーション。
ズッキーニにもろみそ。
どちらも生きる。
シャトーブリアン。
オニカサゴ。
アワビには肝ソース。
天ぷらとソースの組み合わせが素敵だ。
枝豆豆腐。
コクのある味わい。
オクラの花。
ねっとり感も生きる。
シャトーブリアンにはサマートリュフ。
香りとうまみ。
馬場なす。
これは泉州の馬場地区で作られる水なす。
爽快な味わい。
カツオのづけ。
発想の豊かを感じる。
桃の天ぷら。
デザートである。
茶そばでしめる。
マンゴーのわらび餅。
店主の熊谷達也さんのアイディアと技術の結晶を楽しんだ。
「天麩羅 佶祥」
大阪市北区中崎西1-6-2
投稿者 geode : 01:55