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2018年09月12日

「洋食おがた」 京都・柳馬場御池・洋食

なんの制約もなければ、まず頭に浮かぶのは洋食というジャンルである。
日本生まれのジャンルだ。
白いご飯に合うことを考えた料理といえる。

「洋食おがた」の緒方博行さんは、
長崎のハウステンボスでフランス料理を習得したのち、熊本の洋食屋で経験を積んだ。
縁があって京都に。
そこでいかなるジャンルの料理を目指すか悩んだところ、
とある日本料理の大将に「そら、洋食やろ!」と助言され決断した。

「洋食おがた」の入口は狭い。
そこから店内は長いカウンターと奥に4人にテーブルが3つ。
奥のテーブル席で食事を始める。この日はランチだ。

カウンターの中から、ハンバーグを両手で空気抜きをするパタパタという音が聞こえてくる。
その音でハンバーグを頼もうと思う。

まずは野菜のスープが登場。
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かなりのボリュームで野菜が入る。
元気になる。


サラダである。
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これがなんともノスタルジーを呼び起こす。

ハンバーグはドミグラスソースとおろしから選択。
おろしである。
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ハンバーグの肉の塊という感じがよく出ている。
程よい弾力から生まれる旨味の連続に心が動く。

白いご飯を頼んだのだが、どうしてもカレーが食べたくなり、
カレールウを別注文した。これは何倍も楽しめる。
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ポークジンジャー。
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以前はイベリコ豚を使った時代もあったが、この日は米沢の豚ということ。
ここの凄さは、おろしたての生姜をかけることだ。
その少しピリッとした味わいが豚肉の甘味をぐっと押し出してくれるのだ。
これがまたご飯と合う。白ご飯との相性を楽しみ、カレーに戻るという贅沢さもたまらない。

洋食は料理人との会話で様々な楽しみが待っている。

「洋食おがた」
京都市中京区柳馬場押小路上ル等持寺町32-1
075-223-2230

投稿者 geode : 01:27