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2018年09月13日
「鮨 美菜月」 大阪・北新地・寿司
堺から西天満、そして北新地へ。
「鮨 美菜月」は、この9月1日、北新地で暖簾を掲げることになった。
以前「さえき」という寿司屋があった場所。
カウンターは8席。
カウンターの後ろには旧い家具が入った。
店主の崎貴之さんは、いつも笑顔で元気な様子。
以前、米のトークショーに出演してもらったことがある。
米は古米をブレンドだという。
突き出しは
毛ガニ、焼き茄子、オクラ。
季節感たっぷり、食欲を軽く刺激。
カマスは焼き霜で。
香りがいい。
マナガツオは藁で香りづけ。
効果あり。
すっぽんの茶碗蒸し。
中にはなめこと松茸。
すっぽんのコクとキノコの味わい。
ノドグロ味噌風味。
清酒を呼ぶ味わい。
ここからにぎり。
生シラスの昆布締め。
これは食感、旨みの組み立てインパクトあり。
イカに胡麻。
包丁目の細かさと胡麻の風味。
マグロの漬け。
香りが魅惑的である。
中トロ。
脂分の甘味は自然と融解してゆく。
コハダの締め具合と艶かしい輝き。
海老の品格ある甘美な世界に魅せられる。
アワビは肝で和えたご飯と。
絶好である。
ウニは4種。
バフンウニ、淡路、愛媛、唐津の赤ウニ。
それぞれ明確に味の違いが分かる。
イクラの風味が弾ける。
鱧の子の玉じめ。
これは初体験となった。
崎さんのキャラクターと味わいのバランスが見事な調和を醸し出している。
「鮨 美菜月」
大阪市北区曽根崎新地1-5-7 森ビル1階
06-6342-1556
投稿者 geode : 01:28