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2018年09月14日
「魚菜料理 縄屋」 京都・丹後半島・日本料理
この店に行きたいから丹後半島に向かう。
そんな旅を年に2度ほと敢行する。
今年2度目の「縄屋」であった。
京都駅からバスに乗り14名の男性ばかりである。
店内には靴を脱いで上がる。
奥にカウンターがある。
カウンター内には炭床があり、素敵な器が並び、京都の割烹とは異なる風情が漂う。
手前にテーブル席があり、そこに14名座った。
まずは、それぞれ飲み物を頼む。
蒸し鮑にモロヘイヤ
ワタリガニと赤万願寺唐辛子、糸ウリ、シャインマスカット。
食材の組み合わせがなかなか面白い。
椀物は甘鯛におおもみたけ、たたきオクラ。
おおもみたけの存在感がある料理であった。
造りは白かじきにフエダイ。
横に添えられたこなれ寿司との相性が見事。
こなれ寿司とは寿司飯をおかゆにしたもの。
ウスバハギの昆布締め。
そのアラでとった出汁の煮こごりとポン酢のジュレも含まれる。
一つひとつの仕事に意味がある。
かますの焼き物には野酵酢というオリジナルの調味料。
かますの綺麗な包丁目に驚く。
野酵酢は数種の野菜に麹と塩。この熟れ具合と魚が素晴らしい出会いをする。
トマトソーメンは細い素麺に出汁とトマトの凍ったすりおろしがかかる。
これは清涼感があり、すっとした気分になる。
天然鰻に賀茂茄子とビーツ。
この取り合わせも見事である。
焼いたハガツオと柴漬けのチラシ寿司。
柴漬けの仕事がチラシを持ち上げる。
メロンと桃のシャーベット。
始まりから終了まで、オリジナリティあふれる料理の連続で、会話が弾む。
冬にも訪れたい。
「魚菜料理 縄屋」
京丹後市弥栄町黒部2517
0772-65-2127
投稿者 geode : 01:29