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2018年09月27日

「手打ち蕎麦 くげ」 兵庫・丹波篠山・蕎麦

丹波篠山に出かけた。
目的は、陶芸家を訪ねることであった。

箱根強羅の宿のオーナー夫妻が、窯元を訪ねたいという希望である。
二人の陶芸家、市野雅彦さん、今西公彦さん。
二軒の窯元でそれぞれ特徴のある作品を購入された。
僕も茶碗を購入してしまった。

昼頃になったので、昼ごはん。
以前取材で訪れた「くげ」という蕎麦屋さんを思い出した。
同じ篠山でも、窯元の場所からはだいぶ離れており20分ほど走った。

古い民家を移築したような感じの蕎麦屋である。
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太陽光が気持ちよく差し込んでいた。
店内は明るく、素敵な雰囲気である。


まずはだし巻き卵から始まる。
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だしをたっぷり含んだ卵焼き。
口に含むとじんわりだしが溢れてくる。
甘味を出す関東風とは違う。

ざるそばを頼む。
十割蕎麦である。
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十割で細く打つのは技術を要する。
それをクリアした蕎麦は、香り高く、味わいも大地を感じさせる。

季節の天ぷらも追加だ。
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衣の脂分と天つゆのアンサンブルがいい。
野菜の味わいが際立つ。
蕎麦と天ぷらの相性は仲間である。

店主と奥さんの二人三脚ぶりが微笑ましい。
これも「くげ」の大切な要素である。

「手打ち蕎麦 くげ」
兵庫県篠山市草ノ上227
079-506-9802

投稿者 geode : 01:20