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2018年10月04日
「monk」 京都・哲学の道・薪窯料理
今年3回目である。
入口から正面、2階への階段がある。
そこに映る像が美しいというかどこか幻想的な感じを受ける。
よく見ると メニューの文字が壁面に映っているのである。
光と影の交差が 望外の印象を与えてくれる。
この日はカウンターに座る。
まずはお決まりのピザ生地。
内麦100パーセント、48時間熟成の生地。
パルミジャーノとオリーブオイルだけだが、生地の本領発揮。
ここで「monk」の世界に突入となる。
画像忘れですが、バターナッツの冷製スープ。
昆布出汁を使うが、まさに隠れた魅力が詰まっている。
敦賀のサワラは炭で皮目を炙る。
そこにドライトマトを添える。
トマトの酸味がインパクトあり。
大黒しめじに吉田牧場のカチョカバロ。
カチョカバロが調味料となり、うま味は何倍にも感じる。
上からは生の栗を削る。風味と甘味が増す。
イカにはオクラと赤シソとオレガノ。
イカの甘さが半端ではない。
オクラの食感も素敵だ。
スペシャリテの野菜 薪窯焼き。
一つひとつの野菜の味わいが、より強調される。
いつも食べている野菜が、こうも変化するのかと食べるたびに驚く。
野菜の質と火入れの賜物である。
牛肉はイチジクの葉っぱで包み 香りを纏わせる。
イチジクの葉っぱを生で香りを嗅ぐと、何とも甘酸っぱくイチジクそのもの。
軽く香りのついたローストビーフとなる。
添えられた生のイチジクも効果的である。
メインのピザは一枚をハーフ&ハーフとなる。
マルゲリータとしらす。
しらすには醤油がわずか入るが、その風味も素晴らしい。
デザートは洋ナシにレモンバーブのソルベ、ルバーブなど。
爽やかでぺろりである。
コーヒーはガテマラの深煎りと浅煎りがありますと。
深煎りを頼むが、何と焙煎はピザ窯でだという。
これは新たな発見である。
窯の可能性はどんどん広がる。
また訪れたい。
「monk」
京都市左京区浄土寺下南田町147
075-748-1154
投稿者 geode : 01:02