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2018年11月15日
「Bini」 京都・東洞院丸太町下ル・イタリア料理
ずっと気になっていたイタリアン。
以前は銀閣寺の近くにあり、御所南に移転した。
京都の町家をうまくリノベーションしたスタイル。
間口は狭く、奥行きは広いという典型的な形状である。
扉が二つあり、前の扉はテーブル席。奥の扉はカウンターである。
この日はカウンター席であった。
カウンター上にはメニューとグリッシーニ。
スタートは
鹿肉の干し肉に菊芋のピュレ トリュフのシュークルート。
季節感満載である。
同時に大原の黒米のチュイル トランペット茸が加わる。
季節の贈り物だ。
鰤、パンツァネッラ。
鰤はサイコロ状に切られ、発酵野菜とトマトの発酵パウダーがかかる。
想像していた鰤の料理とは明らかに異なる。
自家製のフレッシュチーズ。
アルチザナルのバゲット。
これが滅法、粉の味わいが強く、うまみもある。
鰻、小豆、サングイナッチョ。
鰻は赤ワインで処理し、炭火で炙る。
ソースは豚の血も入り、ブーダンノワールのイメージ。
赤タマネギや小豆などの使い方が巧みだ。
八幡平サーモン、柑橘、チコリ。
これはサラダ仕立てかサラダかと考える。
フォアグラ、帆立、林檎。
テリーヌ仕立て。
フォアグラと燻製をかけた帆立が層になる。
上には林檎の薄切りで軽い甘酸っぱさを添える。
きんき、甲殻、豆。
甲殻類のソースはアメリケーヌより、軽い。
丹波黒豆の弾け方もいい。
大和榛原牛、落花生、牡蠣。
イチジクの葉っぱで巻き、火入れをする。
カットすると、全体にきれいに火が入っている。
脂もあるが、それが体温で溶けてゆくのがうれしい。
パスタは3種類お願いした。
アニョロッティ
中はミンチ肉。
天然キノコのパスタ。
ワタリガニのパスタ。
締めがパスタというのは日本人の好むタイプを語ることになる。
酒粕のムース、中にはシャインマスカット。
小菓子が揃う。
次回も楽しみだ。
「Bini」
京都市中京区東洞院通丸太町下る445-1
075-203-6668
投稿者 geode : 01:22