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2018年12月04日

「中洲ちんや」 福岡・中洲・精肉&洋食

博多・中洲は夜の街といわれる。
確かにそのイメージは強い。

そこで精肉店を営み、一階の奥は洋食、二階は座敷ですき焼きなどが楽しめるという
ありがたい一軒が「中洲ちんや」である。
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もう10年以上の付き合いになる。


那珂川市で秀逸のレストランの取材を終え、「中洲ちんや」に訪れた。
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12時前であったが、一階の洋食は長蛇の列ができていた。
二階の座敷に上がる。

座敷に入る。
やはり二階ではすき焼き丼である。
牛肉のサラダが運ばれる。
たっぷりの野菜にコールドビーフだ。
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この牛肉が甘い。
一気に胃袋が活性化する。

そしてすき焼き丼。
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これは日本人が考えた傑作だと思う。
適度な牛肉の脂に甘味を添えることで牛肉の甘い香りが浮き彫りになる。
そこに野菜の、異なる甘味がプラスされる。
このバランス感覚を明治の人たちはすでに生み出していた。

そして温泉卵の存在である。
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トロリという食感とコクが、丼の完成度を高めてくれる。
なんとも艶やかな味わいとなることか。

至福のランチと言っても過言ではない。
中洲の贅沢が終わり、帰路についた。

「中洲ちんや」
福岡市博多区中洲3-7-4
092-291-5560

投稿者 geode : 01:02