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2018年12月26日
「炭火割烹 いふき」 京都・祇園・日本料理
祇園南側 美味なる店が軒を並べる通りにある。
炭火焼をメインとした割烹。
ご主人とおかみさんのコンビネーションも素晴らしい。
居心地のいい割烹である。
先付けがずらり。
モロコと木の芽、鯖のきずし、うずら、シラサエビにカダイフ、たいらぎ貝にウニ・山葵オイルなど。
酒飲みにはたまらない品々。
造りはマグロとクエ。
マグロは香り、クエは脂分。
どちらも舌に与えるインパクトあり。
椀物は白味噌仕立て。
椀種はアワビ。白味噌とアワビの相性すこぶるよし。
白子に白トリュフ、下には小さなご飯。
艶っぽい一品。香りとうまみが一体となる。
焼きガニ。磯のエキスが漂ってくる。
鰻のタレ焼きにも白トリュフ。
鰻の濃さとトリュフの香りが、別世界への旅立ちを予感させる。
ネギとクレソン、熊の脂をすっぽんの出汁で煮含める。
見た目は地味だが、味わいは極めて複合的だ。
和牛。
ロースは山山葵とごぼう。
ヒレはタレ。にんにくバター醤油もあう。
蕎麦。
長芋と辛味大根。
さっぱりと仕切り直し。
かきフライ。
香の物と椀。
白ご飯。
果実の蜂蜜のジュレ。
ココナッツアイスの最中で締める。
流れはメリハリがあり、軽やかな時間の流れでもあった。
「炭火割烹 いふき」
京都市東山区祇園町南側570-8
075-525-6665
投稿者 geode : 01:05