« 「サボ sabot」 京都・新烏丸二条・コーヒー | メイン | 「ほうば」 大阪・北新地・韓国料理 »
2019年01月16日
「川喜」 福井・三国・日本料理
蟹を食べに日本海に向かう。この季節の歳時記でもある。
昨年、クリスマスに訪れた福井県三国の「川喜」。
ここは蟹の調理法が茹でのみ。
蟹を食べる醍醐味を味わう。
突き出しは 鱈の肝。
食事への高揚感。
イバラモエビ。
小型が多いモエビ科ではやや大型のエビである。
殻は硬いが味わいは濃密感があり舌をねっとりと覆う。
カレイのヒレ。
ゼラチン質たっぷり。口のまわりが粘っとするぐらいの感じだ。
味わいの濃さは感動ものである。
セコガニ。ズワイガニの雌である。
12月末までの収穫。
内子と味噌の迫力。
清酒が欲しくなる感じである。
いよいよズワイガニの登場である。
四代目ご主人の笑顔にも魅せられる。
これは大胆にしがむしかない。
口の中にエキスが充満してゆくのが分かる。
カニの味わいとは本来こういうものであったのかと再認識する。
現地で食べることの意味を考える。
味噌を食べる。
味噌が持つコクと濃厚さを同時に味わう。
贅沢だと思いながらも食べる速度が速くなる。
締めに魚介のスープを飲む。
蟹を食べるダイナミックさ、これを経験すると蟹に対する感覚も変わるというのだ。
「川喜」
福井県坂井市三国町中央2-2-28
0776-82-1313
投稿者 geode : 01:29