« 「鮨 楽味」 京都・祇園・寿司 | メイン | 「ENEKO Tokyo」 東京・西麻布・バスク料理 »
2019年02月18日
「燕 en」 京都・八条口・日本料理
カウンターに座る。
山本さんという女性が言葉をかけてくれる。
その瞬間から「燕 en」の気分になっている。
まず、届いたのが
つまみ湯葉の薄氷仕立て。
上部の薄い大根が氷のように移る
器が熱い。季節を感じながら料理の世界に誘われる。
造りは寿司仕立て
さより
淡白ながらも舌を優しく包む。
鱒はねっとりした感触が艶やかだ。
ぶりはユッケソースという技が光る。
ソースと脂分がいい相性である。
ノドグロの脂が口の中で溶けてゆく様を楽しむ。
素材がもたらす口福である。
ウニはたまらなく甘い。
トロは香りが命だ。
贅沢さがなければ意味がない。
牛肉の炙り花山椒。
牛肉の香りと甘味が花山椒と出会うと、変化する。
すっきりと穏やかな味わいになってゆく。
揚げ物オンパレード
ビフカツ
カキフライ
桜海老と新玉葱のかき揚げ。
秀逸の味わい。
ころもで味わいを閉じ込める。
ウスターソースと山椒醤油の効果が遺憾なく発揮される。
鴨と九条ネギの麺。
この季節の黒トリュフがきく。
精進ラーメン。
味わいともてなしのバランスの良さ。
いつ訪れても、いつも同じ。これは重要であり、すごいところ。
大切な一軒。
「燕 en」
京都市南区東九条西山王町15-2
075-691-8155
投稿者 geode : 01:14