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2019年05月14日
「にしぶち飯店」 京都・東山・中国料理
京都・東山にある中華料理「にしぶち飯店」。
独自の道を歩み続ける料理人、西淵健太郎さん。
料理の世界を常に広げる料理人である。
一皿目からの攻めてくる。
ホタルイカに長芋、ウニにビーフン、そして黒酢のジュレ。
ビーフンはホタルイカの肝と和えているので色がやや褐色。
この一皿からのインパクトは胃袋にパンチを与える。
チャーシューと手羽先。
チャーシューにはブルーチーズ。
手羽先には燕の巣が詰められる。
チャーシューとブルーチーズの相性は強烈。
手羽先がワンランクアップだ。
焼きフカヒレには上湯。
香ばしさとクリアでコクの渾然一体感に喉がなる。
解禁直後のとり貝、ミル貝にはハルサメ。
中華スープと醤油がかかる。
全体のバランスと貝類の濃厚な味わいがまろやかになる。
牛肉はヒウチ。
賀茂茄子とトマト、黄ニラ、豆豉、豆板醤。
トマトの酸味がいいアクセントになる。
ヒウチはうまみが強い。
フカヒレのスープには甘鯛となまこ。
この組み合わせには参った。甘鯛の使い方が秀逸。
麻婆豆腐とご飯。
黄金の組み合わせ。
ココナッツのプリンにタピオカ、サツマイモなど。
コクと甘味の合唱が聞こえてくるデザート。
いつもながら西淵さんのエネルギーと発想に驚くのであった。
「にしぶち飯店」
京都市東山区上弁天町444-2
075-561-1650
投稿者 geode : 01:22