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2019年05月27日
「リストランテ野呂」 京都・二条・イタリア料理
「青森の長谷川自然牧場の豚肉100パーセントの豚ミンチカツご用意します」という
「リストランテ野呂」の野呂和美シェフからのメッセージあり。
これは黙って見逃す手はない。
豚肉好き、カツレツ好きには心が揺れるお誘いである。
カウンターの上に張りがあり、艶やかな賀茂茄子が並んでいる。
綾部の河北農園の賀茂茄子だ。
「賀茂茄子も食べたい」と告げる。
まずは人参サラダとやや甘いジャガイモのポテトサラダ。
ここから賀茂茄子のオンパレード!
バルサミコでマリネをした賀茂茄子の上に炙ったサワラ。
サワラの脂分と賀茂茄子の出会いに舌が喜ぶ。
賀茂茄子の上には黒星笛鯛。
さっぱりした一品。
賀茂茄子にホタルイカ。
酸味と甘味のあるソースの役割も大きい。
賀茂茄子はローストして
甘エビとそのアラでとったソース。
賀茂茄子が野呂さんの手にかかると千変万化!
さて青森・長谷川自然牧場の豚。
飼育期間が通常より4ヶ月長い。
最初はローストしたトンテキである。
脂の質がきれいなのだ。
うまみはあるのだが、さっぱりしている。
青森のリンゴを使ったソースとの相性もよし。
小さな一切れ。
豚肉にウニとわさび。
これは反則技のようなもの。
うまいに決まっている。
そして豚肉100パーセントのミンチカツ。
優しい味わいは予想外であり、豚肉の脂がここまで洗練されているのかと驚いた。
ソースをしっかりつけると、また美味。
デザートは
棒茶のパンナコッタ。
きめ細かな味わいは素敵。
ブラッドオレンジのプリン。
甘味と酸味が融合する。
豚肉に誘われた訪れたが色々な発見があり、楽しいディナーであった。
「リストランテ野呂」
京都市中京区西ノ京職司町67-14
075-823-8100
投稿者 geode : 01:09