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2019年05月29日
「モリエール」 北海道・札幌・フランス料理
このレストランはいつも活気がある。
この日は、ギリギリの予約であった。
厨房に近いテーブルである。
サービススタッフが厨房に入り料理名を告げると「はい!」と元気な声が聞こえてくる。
厨房の一体感が伝わってくる。
これが、このレストランの素晴らしさの一つだと思う瞬間でもある。
しいたけのブイヨンが出る。
熱々なのが嬉しい。「モリエール」スタイルだ。
白魚のフリット。大葉に包まれる。
相当に熱いが手でつかんで食べる。
大葉の香りがふんわり香り、後に白魚の甘さがくる。
美瑛から届いたグリーンアスパラガス。
卵は半熟状態でビネガー風味。
その卵をよく混ぜてかける。
パルミジャーノチーズとハーブを加え完成。
チーズのコクやハーブの香りと一体となりアスパラガがランクアップだ。
次は真狩村のホワイトアスパラガス。
これも露地ものである。
ソテーしラルドで香りと塩分を。
シンプルだが、甘味が生きる。
厚岸の牡蠣フライ。
自家製マヨネーズとタルタル。
セモリナ粉をつけてあるので食感が違う。
毛ガニのリゾット。
毛ガニのエキスの泡に毛ガニ、そしてアメリケーヌソースのリゾット。
これもここの定番だが、舌が喜ぶ。
レモンティのソルベ。
途中でリキュールを加えるとまたさっぱりだ。
カブは炭火でこんがり焼く。
十勝彩美牛のフィレ肉だ。黒毛和牛と乳用種の交雑種。
味はしっかり香りも十分である。
ソースはボルドレーズ、黒胡椒、はちみつ、八丁味噌がつく。
その合わせも見事である。
ジャガイモのグラタン、ドフィノアもつく。
これも嬉しい一品。
北海道のフレッシュ山羊のチーズ。
トーストしたライ麦パンにハーブ、黒胡椒、ハーブ。
石垣島のピーチパイナップル。
40分ローストしたという。
バニラのアイスクリームと。温かなパイナップルが魅惑的だ。
ミニャルディーズはドーナッツ。
ふんわりとした歯ごたえで美味。
イチゴとココナッツバター。
これにはやられた。
トマトウォーターのソルベ。
甘くしたトマトウォーターとトマト。
秀逸であった。
日曜日の夜。
満席状態で雰囲気も素敵であった。
「モリエール」
札幌市中央区宮ケ丘2-1-1 ラファイエット宮ヶ丘1F
011-631-3155
投稿者 geode : 01:16