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2019年06月18日
「木山」 京都・堺町竹屋町・日本料理
マンションの一階。
一旦店に入るとマンションということを忘れるぐらいの落ち着いた内装である。
カウンターと個室が二つ。
この日はカウンター。
先付けは
琵琶湖の鰻の飯蒸し。
木の芽と松の実でほっこりとする。
続いて
白梅のすり流し。出汁は貝が含まれる。
冬瓜とトマトの冷製。すっきりとした味わいで元気が出てくる。
青大豆の豆乳。
1週間寝かせたアオリイカにウニと穂紫蘇。
イカはねっとりとうまみが生まれる。
椀物はハタが椀種。
ジュンサイ、三度豆、かぶらが入る。
淡い感じから椀種が溶けてゆき、次第に味わいを増す。
宮津のトリ貝もすっかり育ってきた。
肉厚で味わいも濃厚である。
舌に与えるインパクトが大きい。
肝は酒蒸しされて出てくる。
のどぐろの胡麻焼き。
ふっくり焼き上げたのどぐろに炒った胡麻をたっぷり。
香ばしさと身のふっくらとして脂ののったのどぐろが見事な相性を示してくれた。
海そうめん。
毛ガニ、叩きオクラ、パッションフルーツが入る。
パッションフルーツの酸味がいい。
伊勢の岩牡蠣。身はしっかりと太る。
適度な苦味とコクを満喫する。
ホワイトアスパラガスと青唐辛子の組み合わせも面白い。
すっぽんの唐揚げ。
奥は賀茂茄子の天ぷらで山椒醤油が威力を発揮する。
すっぽんは文句なしのうまさ。
そこから締めのご飯に移る。
4種類からのチョイスだが、最終的に4種類全て食べてしまった。
フカヒレの玉じめ丼。
へしこ茶漬け。
鮎そうめん。
かつおとジャコの卵かけご飯。
どれも満足!
デザートは
小玉スイカ。
可愛いい。甘さが上品である。
ぜんざいも秀逸。
抹茶で大団円。
贅沢な時間である。
「木山」
京都市中京区絹屋町136 ヴェルドール御所 1F
075-256-4460
投稿者 geode : 01:50