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2019年06月25日
「赤坂四川飯店」 東京・赤坂・中国料理
日本に四川料理をもたらした陳建民さんは1958年西新橋に店を開く。
1960年六本木に移転。
そして1970年現在の赤坂に店を開き、全国に四川料理を広めてゆく。
2代目陳健一さんは現役、3代目の陳健太郎さんは当主として鍋を振る。
初めて、本店に足を踏み入れた。
料理はお任せランチとした。
前菜の盛り合わせ
左から
クラゲの冷製、ピーナッツと野菜、棒々鶏、インゲンの香り炒め、鯛の中国風カルパッチョ。
安心の味わいで中国料理の世界に入る。
鮎のネギ山椒炒め。
視覚的に美しい料理。
食べると山椒のほのかな香りと、マコモ茸、ズッキーニ、ヤングコーンといった野菜が
それぞれの味をうまく感じさせる。バランスの妙だ。
モンゴイカと大海老の赤唐辛子炒め。
食材の歯を弾くような食感と味わいは凝縮感が重なり、食欲が増進するように思う。
味はしっかりしているが軽やか。
フカヒレ、アワビ、手羽先、ナマコの醤油炒め。
煮込みでもある。中国料理ならではの食材の合わせ方と味の含ませ方。
白いご飯が欲しくなる。
茹で雲呑の胡麻ソース。
胡麻ソースのコクと香りがきいている。
そして陳麻婆豆腐の登場である。
これは全てのコースにつく。
赤坂四川飯店を代表する料理の一つだ。
山椒の痺れるような辛味がきいた麻婆豆腐。
これは白いご飯とともに食べる。
さすがの味わいだ。
デザートはパイナップルソースの杏仁豆腐。
さっぱりとして食事を終える。
とても安心感をおぼえるランチであった。
「赤坂四川飯店」
東京都千代田区平河町2-5-5 全国旅館会館5F・6F
03-3263-9371
投稿者 geode : 01:49