« 「洋食おがた」 京都・柳馬場御池・洋食 | メイン | 「月ヶ瀬」 京都・堺町通御池下ル・甘党 »
2019年06月28日
「弧玖」 京都・出町柳・日本料理
今年2回目の「弧玖」。
前回は個室。今回はカウンターであった。
「桜田」出身の前田さん。
カウンター内で仕事をする姿勢は凛々しい。
スタッフに出す指示の的確なこと。その様子も清々しい。
ジャバラのジュースから始まる。
柑橘の爽やかな味わい。
氷室をイメージした料理。
ウニ、伊勢海老、冬瓜。
季節の風が吹いている。
八尾の枝豆に生バチコ。
贅沢な一品。
椀物は鱧、ジュンサイ、ズイキと季節の便り。
出汁の軽やかさが素晴らしい。
琵琶湖の鮎。
造りは鳥取境港であがったマグロ、伝助穴子。
大徳寺納豆やワサビ、キュウリの雷干し、夏大根など。
それぞれの味わいが楽しめる。
毛ガニと長芋素麺。
昆布の味がきき、毛ガニの味噌などが生きる。
八寸は6月ならではの茅の輪くぐり。
鰻の八幡巻、琥珀羹、蒸し鮑、空豆の飯蒸し、トウモロコシのかき揚げ、
ほおずきは2種。八寸の仕事は師匠譲りの麗しさ。
ホヤとこのわた。ばくらいと呼ぶ。
珍味である。
琵琶湖の鮎の塩焼き。
水無月豆腐は胡麻豆腐。
下には車海老と塩ウニ。なんというバランスの妙だろう。
小豆は欠かせない。
炊き合わせ。
賀茂茄子、実山椒、薄揚げなど。
気分が落ち着く。
締めのご飯。
甘長唐辛子、薄揚げ、生姜。
唐辛子の甘さがポイント。
イチジクのコンポートにアボカドのクリーム。
アボカドのクリームのコクと軽さに驚く。
佐藤錦。
お菓子は卵を使った一品。
抹茶で仕上げ。
和食の醍醐味を味わった。
「弧玖」
京都府京都市上京区出町通今出川上ル青龍町204
075-746-4375
投稿者 geode : 01:14