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2019年07月03日
「MAKIBI」 大阪・西天満・イタリア料理
西天満にあるイタリア料理店「MAKIBI」。
前からずっと気になっていた一軒。
仲間と二人で午後8時過ぎに訪れた。
カウンターに座る。
ここは河野強さん、浩さんの兄弟が営む店。
兄の強さんは調理、弟の浩さんは主にピザを担当。
メニューを開く。
前菜、魚介、肉類、ピザなどがバランスよく並んでいる。
今日のおすすめもありだ。
そこから前菜の初ガツオの薪火炙りカルパッチョ
柚子と漁醤のジュレソース、を選ぶ。
強さんが凍ったままのレモンを削る。
「身も皮も一緒に削ることで風味が出てきます」
レモンを絞るより全体に混ざってゆくのだ。
レモンの酸味を感じながらカツオを食べる。
カツオは香りが噛むたびに強くなってゆく。
野菜のシャキシャキ感も嬉しい。
インパクトを覚える一皿。
次はピザ。
基本のマルゲリータ。
トマトソースとモッツァレラチーズとバジルのピザだ。
この日は水牛のモッツァレラチーズ・ブッファラを使ったタイプとした。
シンプルだが、店のピザのレベルがわかる。生地が見事だ。
トマト、チーズ、バジルは黄金の組み合わせ。
最後にグッとくる生地の味わいが見事であった。リピートしたくなるピザ。
もう一枚ということで
クワトロフォルマッジSP(スペシャル)を頼む。
ゴルゴンゾーラ、タレジョ、マスカルポーネ、モッツァレアラという4種類のチーズに
くるみ、黒胡椒、ミント、蜂蜜漬けのブルーベリーがプラスされている。
チーズの味わいにくるみの食感、黒胡椒の香り、ミントの爽やかさ、
ブルベリーの甘味が加わり独自の味わいを作る。チーズと蜂蜜の相性は素敵だ。
これもクセになりそうな一枚。
締めは熊本・阿蘇あか牛シンタマ薪焼き。
これぞ赤身肉の醍醐味だ。
カラスミ塩は牛のうまみを引き出す。
鰹節と昆布、アンチョビの味を含んだバターはスモークされている。
赤身につけ、口に含むと薫香とうまみを感じる。興味ふかいアプローチである。
食べ応えのある一皿。
カジュアルに色々な使い方ができるありがたい一軒である。
「MAKIBI」
大阪市北区西天満3-1-27 メビウス西天満ビル1F
06-6585-0766
投稿者 geode : 01:46