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2019年07月26日
「La Part Dieu(ラ・パール・デュー)」 京都・元田中・フランス料理
7月の上旬であった。
男性ばかり14名集まりフランス料理を食べることになった。
訪れたのが京都・元田中の「ラ・パール・デュー」である。
テーブルの配置が四角になり、皆んなの顔が見えるスタイルで会話が縦横無尽に飛び交うのである。
三重県松坂のエスカルゴ イラクサ
イラクサはエスカルゴの好物。
松坂で作られたエスカルゴにイラクサの味わいをプラス。
なんともうれしいスタート。
周りのサクッとした生地との相性も見事だ。
花冠と呼ばれるここのスペシャリテ。
メニューの裏には55種類の野菜の名前が記されている。
そこにトリガイ、ケンサキイカ、つぶ貝などが入り、なんともダイナミックな世界観が供される。
食後「一層100種類ぐらい入っているともっと面白いのに」と話すと、
後日シェフ・白波瀬和宣さんのFBで「記録更新中と」103種類の野菜が記されていた。
これは楽しみである。
トリプルコンソメ 手長海老 経産牛 黒トリュフ
これまでダブルコンソメを飲んだ経験はあったが、トリプルは初体験。
なんとも濃厚な味わい。ガツっとくる味わいに感動を覚える。
贅沢な感覚に包まれる。
マナガツオ 香草 カリフラワー。
塩麹を使うという。これは素材の食感と味を変える力がある。
うまみも増す。香草がアクセントとなる。
2キロ物の伝助穴子 塩水雲丹。
伝助穴子はフリットに。炭酸水で溶くというコロモはサクッと感が際立つ。
カリッと感じる歯触りから溢れる穴子のうまみ。
根セロリの5時間ロースト 宮津の鮑
5時間ローストした根セロリ。
じっくり火入れをした味わいの濃密だがうれしい。鮑との出会いも楽しい。
フランスロゼール産子羊 万願寺唐辛子 檸檬
しっとり火入れされた子羊は草原の感じがする。
檸檬の酸味の影響力もありだ
ピーチメルバ。
郷愁もあり新しさもあり。
マドレーヌ、レーズンバターサンド、赤紫蘇マカロン。
エスプレッソで締める。
シェフ・白波瀬和宣さんの全力投球をがっつり受け止めたのであった。
「La Part Dieu(ラ・パール・デュー)」
京都市左京区田中里ノ前町59
075-711-7643
投稿者 geode : 01:11