« 「LURRA°」 京都・東山三条・イノベイティブ | メイン | 「Fujiya1935」 大阪・本町・スペイン料理 »
2019年08月20日
「美味究心」 福井・レストランジャルダン・イベント
福井が熱い!
先日、福井の「レストランジャルダン」で以下のようなイベントが行われ、参加した。
Nabeno-Ism エグゼクティブシェフ渡辺雄一郎氏を招き、福井の次代を担う料理人たちと競演。
互いに刺激しあいながら、福井の食材を生かしたフルコースを創造します。
競演シェフ
※岩崎丈二(Restaurant Parado レストラン パラド)
※阪下幸ニ(Les Queues レ クゥ)
※島田智美(LE COEUR ルクール)
※竹内賢太郎(フジマル醸造所京阪くずは店)
※谷口守(Pere mere しあわせなパン)
※寺尾佳奈(メゾンドブランシュ ローズガーデン)
※畑和也(S’amuser サミュゼ)
※畑由美(メゾンドブランシュ ローズガーデン)
※畑地久滿(開花亭Sou-an)
※平井孝宜(sushi bar daishin スシバーダイシン)
※平田康博(レストラン ジャルダン)
※藤井隆明(L’ajitto ラジット)
※松田裕也(福井割烹 望月)
※宮崎洋彰(料理屋みや?)
※村澤慎一(メゾンドブランシュ ロースガーデン)
※吉川正裕(びわこレストランROKU)
福井チーム総監修 黒味傳氏(レストラン ジャルダン)
主催:福い学・「美味究心」実行委員会
後援:福井ガストロノミー協会、福井新聞社、福井放送、福井テレビ、FM福井、月刊URALA、福楽
協力:ゴ・エ・ミヨ ジャポン、福井県、鯖江市(河和田漆器)、福井県酒造組合
越前焼工業協同組合、杉原商店、越前漆芸やまよ、ワタリグラススタジオ
協賛:白山ワイナリー、青木蘭麝堂
これほど多くの人たちが参画するイベント。
その中心人物は「レクゥ」の坂下幸二シェフ。
今年の春「レクゥ」に訪れ、そのオリジナリティあふれる料理と出会い、
またシェフの熱き福井に対する情熱に心を動かされた。
食に対する姿勢が真摯でありすぎるぐらい前向きであった。
その叡智が集結したイベント。
「料理は福井の原風景 記憶 テロワール」
遡上
九頭龍川レストレーション桜鱒池田町のコシヒカリの塩麹とオーガニックレモン麹シロップ熟鮓仕立て
石
小石に見立てた最中、地魚のリエットと豆乳のサワークリーム
祭
永平寺玉蜀黍と熊川葛のクリスタル豆腐
畑土大地
県産色々なお野菜のシガレットとふいちの地がらしのソース、食べられる土
朝霧
黒龍純米煮切り 奥井海生堂利尻出汁 トマトのコンソメ クリアウォーター
「福井越前海岸 フランスニースの繋がり 出会い」
河野産真烏賊梅貝 地物ビーツのタルタル油揚げのクリスティアン 冷たいブイヤベース
天たつ汐うにのアイヨリ
「故郷 郷愁 絆」
東郷の福地鶏 敦賀竹内シェフのお父上の季節野菜のサラダ仕立て
蘭奢酒のビネグレット
「里と海 香り」
越前産 天然?アワビと椎茸、真薯のモザイク仕立て いちほまれのリゾット
アワビの肝のソース山うにを添えて
「改革 挑戦」
福千歳 ライスワインのグラニテ
「伝統 継承 受け継がれること」
若狭ぐじ 白味噌 日本酒風味ロティ 越前蕎麦とズッキーニ潮汁を添えて
「未来 放牧 サステナブル」
奥越産ジャージー種若牛頬肉のブレゼバスク地方風
ピキオスとパプリカのコンポートをのせ、ソースエッソンスガルピュールとともに吉川なす、
ワトム農園まほうのトマト、恐竜のたまごのヴァニラマリネ、天たつへしことタプナードの融合
「過去 地層 恐竜の卵」
ブランマンジェにグレープフルーツのコンポートカフイアライムの泡
まやまさんちのブルーベリーのソルベ
「福井銘菓へのオマージュとチャレンジ」
福井梅のマカロン、カシューナッツ入りハードクッキー文月が瀬、ひまわり柄メレンゲ
よくぞこれだけの料理人が結集したものだし、
それを支える人たちの力の尊さを感じたイベントであった。
投稿者 geode : 01:09