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2019年09月17日
「LOUISE」 大阪・本町・フランス料理
この8月15日にオープンしたニューフェイスである。
「ルイーズ」というフランス料理店。
店内はテーブル席が吹き抜け、カウンターはライブ感あり。
開放感のある空間が素敵だ。
昼間はランチコース、夜はアラカルトというのが嬉しい。
アミューズはチーズときゅうりのメニュー。
爽やかさとコクが同居し、軽やかな刺激を受ける優しい味わい。
パンはフランスからの仕入れ。
ここの厨房で焼き上げる。
よってお客様の時間に合わせて焼くことができる。
味わいの濃いパンである。
前菜のジャガイモのニョッキ ブールモンテ。
このニョッキがすこぶる付きの味わい。
歯に吸い付くような食感と、直後の崩れる速度がいい。
ジャガイモの香りが長く残り、ソースの存在を高めてくれる。
同じく前菜の牛蒡のロティ ソースカフェ。
牛蒡の力強い噛み応えとフォアグラのコク、ソースの軽やかな苦味のバランス良し。
大地の力を感じる一皿。
蝦夷鹿のロティ ソースポワブラード。
鹿は火入れが命である。
この火入れの的確なこと。
味わいをうまく引き出す技とソースの出会いで食べることが楽しくなる。
野菜から滲み出るジュも味わいを深めてくれる。
フランス産ホロホロ鳥のロティ 玉蜀黍と茸と共に。
しっとり焼かれたホロホロ鳥の火入れが見事だ。
デザートも甘味の程度が素晴らしい。
前菜、メイン、デザートという3皿で満足できることが素敵で、ソースの存在を知らしめる料理も楽しい。
フランス料理の醍醐味を味わうことができるレストランである。
通いたくなる一軒に出会った。
「LOUISE」
大阪市西区立売堀1-1-5
06-6534-7008
投稿者 geode : 01:12