« 「Sentido センティード」 京都・東洞院御池・コーヒー | メイン | 「Lotus Pot(ロータス・ポット)」 大阪・西天満・薬膳鍋 »
2019年10月11日
「チェンチ」 京都・岡崎・イタリア料理
「チェンチ」というイタリア料理店がある。
オーナーシェフの坂本健さんは、料理を作るだけでなく、
食に関するさまざまな世界に関することを常に考え、挑戦を続ける料理人だ。
この日は、現在牛肉業界で話題の「サカエヤ?チェンチ with うえと」という試みであった。
メニューは全て「サカエヤ」の牛肉・豚肉を使う。
愛農ポーク 腕ミンチ 腿ミンチ 肩ロース
手前から 肩ロースを65度で10時間火入れしたハムにチーズ。
次がミンチカツ、マヨネーズがいい仕事。
イカスミを加えたソーセージ。イカの食感が生きる。
近江牛赤身モモ
モモ肉はたたきで仕上げる。
下には焼きなすのピュレとミョウガ、上には吉田牧場のホダカというチーズ。
カルパッチョのような感覚で楽しめる。
ジビーフ 赤牛
全粒粉のタヤリン ボタンエビとキャビア
ジビーフから取ったスープがかかる。
秀逸な一品であった。
愛農ポークバラ
塩漬けにした豚バラ肉を蒸し豚にする。
ソースは黒ニンニクなどで中華風の香りを演出。
中華饅頭のような感じでまた食べたい一品。
秋田の10歳になる経産牛。
以前もここで経産牛を食べたのだが、その仕上がりが素晴らしく素敵であった。
今回も的確な火入れで見事な味わい。
付け合わせのカブラの凝縮感も含め味わい深い一皿となった。
ブラウンスイス ジビーフ
ミンチにしてボロネーゼに仕立てた料理。
キノコの味わいもきいている。
ミンチも通常は3.2ミリだが6.4ミリで。
なんとも記憶に残る逸品である。
豆乳ヨーグルト 和ナシ ライムに生姜のソルベ
安納芋のスイートポテト
柿のデザートなど
小菓子
全ての料理にティーペアリングもありで、新たな発見もあった。
コラボレーションの楽しみを満喫した。
「チェンチ」
京都市左京区聖護院円頓美町44-7
075-708-5307
投稿者 geode : 01:11