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2019年10月21日
「十六」 大阪・西天満・日本料理
「老松 喜多川」の二号店。
8席のカウンターに腰を落ち着け、献立を見る。
まず品数の多さに驚く。
コースではなく、単品であれこれ食べられるスタイル。
料理人は二人。見ていると動きがスムーズである。
蒸し鶏のグリーンサラダ。
味わいが優しい。中華料理の蒸し鶏とはニュアンスが異なる。
ポテトサラダには半熟卵。
半熟の黄身がソースのような存在となる。
手羽先昆布締め唐揚げ。
昆布締めがきいている。旨味の重なりが半端ではない。
ガツガツと食べてしまった。
牛すじとかぶら。
牛すじのエキスを吸い込んだカブラが主役かと思うぐらいだ。
牛すじもゼラチン質と出汁の融合が食べるスピードを早めてくれる。
自家製厚揚げ。
香ばしさが調整できる。その塩梅が麗しい。
カリッとした食感がなんとも嬉しい。
アジフライ。
鮮度が勝負。中を半生であげるのが仕事である。
一般的なアジフライとは印象が大きく変わる。
タルタルソースとの相性も抜群。
鱧とトウモロコシのフライ。
この時期ならではのスペシャリテ。
トウモロコシの甘味、鱧の香りを楽しむ。
出汁巻き。
やや硬めの巻具合。
栗ごはん。
適度な甘さにうっとり。
便利で使い勝手のいい店だ。
「十六」
大阪市北区西天満2-10-9
080-3862-0106
投稿者 geode : 01:42