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2019年10月31日
「炭火割烹 いふき」 京都・祇園・日本料理
祇園で炭火割烹といえば「いふき」である。
祇園の前は先斗町で店を構えていた。
炭火の可能性をひたすら追求する料理人ご夫妻の姿がいつも麗しい。
最初は、5種の前菜が出る。
左上からうずらの山椒焼き
真ん中がカマスの炙り
右上がホッキ貝の炙り
右下がワタリガニのパートフィロ包み
左下がボタンエビにキャビア
酒飲みにはたまらない。器とのバランスもよし。
昆布締めしたクエを軽く炙り、ウニを添える。
味が濃いとはこのことだと感じる。
椀物は胡麻豆腐に鱧に焼松茸。
まさに季節の贈り物である。
だしが椀種と融合し、どんどんうまみを増してゆく。
焼きアワビには銀杏。
この合わせ技には驚いた。
香茸には伊勢海老とトリュフ。
モダンな組み合わせが功を奏した献立。
香茸の香りとトリュフの香りが交わり、第三の香りを生み出す。
焼き物はチョイスで
うなぎの源平焼。
木曽川の鰻。
白焼きにはゴボウのピュレ。ゴボウの威力発揮だ。
たれ焼きのコクは嬉しい。
牛肉はロース。
にんにくバター。
ゴボウの素揚げもいい感じだ。
締めの手前に冷やしトロロ麺。
大将の手打ちだ。これでスッキリ。
ご飯は松茸ご飯にタンが乗り、筋子がかぶさる。
贅沢感溢れる締めとなった。
きのこ入りの味噌汁。
爽やかにシャインマスカット、なしなど。
この後に季節の栗絞り(画像なし)。
素材の合わせ方が独自の道を歩む。
楽しい食事の時間であった。
「炭火割烹 いふき」
京都市東山区祇園町南側570-8
075-525-6665
投稿者 geode : 01:24