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2019年11月14日
「蓮心」 大阪・北新地・中国料理
大阪北新地の雑居ビルの5階。
今夏開店だが、すでに予約が取りづらい状況を迎えている。
2回目の訪問。
シェフは京都時代からの知り合いで、これからの仕事ぶりが興味ふかい一人。
厨房は全て一人で切り盛りする。
若き女性がサービスを担当。
厨房には窯があり、そこには焼豚が吊るされている。
無花果にピータン豆腐。
ピータン豆腐の想定外の軽さに驚く。
窯焼き焼豚だ。
蜜を塗って焼き上げた豚肉の旨味は舌に記憶を残す。
名物となっており、当然の結果である。
帆立に黄ニラ。
帆立は甘く、黄にらの食感とのマリアージュが楽しい。
カウンターに知人がいて差し入れしてくれた。
ドンペリニヨンのピンク。コクがあり美味。
スジアラのスープ仕立て。
スープは鯛、甘鯛の骨でしっかりとる。
クリーム類は一切入らない。
秋刀魚の揚げ物。
カブと甘辛い醤。
このバランス感覚、秋刀魚の変貌には驚きを隠せない。
金華ハムと海老芋の金華ハムソース。
これは唸るしかない。(画像なし)
ワタリガニの黒胡椒春雨炒め。
黒胡椒が素敵な味付けである。
驚きの範疇を超えていた。
炒飯、どれだけふんわりと空気を含んでいるかが勝負だ。
圧勝のメニューである。
和牛炒飯。
シンプルな汁そば。
麻婆豆腐。
カボチャのココナッツ風味。
シャインマスカットなど。
中国料理に可能性を感じた時間であった。
「蓮心」
大阪市北区曾根崎新地1-7-8 新日本新地ビル5F
06-4256-8015
投稿者 geode : 01:57